ラリー競技
ラリーは、日本で唯一公認の一般道(公道)を使ったモータースポーツです。当然ながら法律で定められた保安基準を満たした、ナンバー付きの車両で行われます。
一般道にあらかじめ定められたルートを、主催者から渡される「指示書」通りに走っていき、ルート上のチェックポイントをいかに正確な時刻で通過できたかを競うものです。目標時刻と通過時刻の差が減点となり、最終的に減点数の少ない順に順位が決まります。
そのためドライバーのほかに、指示書の内容を読み上げ、「コマ図」と言われる略地図をもとに方向指示をしたり、走行距離や速度から理想時刻とのズレを計算するナビゲーターが同乗します。ラリーではドライバーとナビゲーターの連携がカギとなります。
上級者向けの大会だと、林道などを封鎖してSS(スペシャルステージ)という最速通過タイムを競う区間が設定されます。ここでは要した秒数がそのまま減点につながるので、速く走ることで減点が少なくなり、競技の最終結果において優位に立つことが出来ます。WRC(世界ラリー選手権)などで見られる過激な走りは、この区間で行われています。
SS区間を駆け抜けるレビン
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